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【 2025年2月:内容と感想 】

新しい年が開けて初めての読書会です。イエスの地上再臨が成し遂げられてから、早くも4年が経過しようとしています。時間の経過があまりにも早すぎます。しかし、この限られた時間に全てをかける以外の選択肢はないのだと理解しています。最高の奉仕に人生を捧げるこれ以上のチャンスは二度と訪れません。ちっぽけな自由意思を自らの選択で滅却できるよう頑張らなければならないのだと、改めて自身に言い聞かせています。今回は思想体系のⅡから5つの神観について学びを深めました。

●五つの神観
①創造主としての神
②大霊としての神
③愛なる神・究極の愛としての神
④摂理(法則)としての神
⑤究極の理想としての神


人類は神の子供であり、神性を備えていることが、シルバーバーチの霊訓によって明らかにされています。神の子供であるがゆえに、人類の歴史は神を求める歩みでもありました。しかし、真実の神の姿を知らない人類は、これまで的外れな神信仰を続け、間違った神信仰・宗教が人類に多くの悲劇を招くことになりました。そうした中で、シルバーバーチの霊訓を始めとする世界三大霊訓が降ろされ、人類は神の姿の基本的な部分・大枠を手にすることができました。今回学んだ5つの神観は神の姿を示すものですが、神は究極の存在です。地上での学習・読書会は言語や資料による学びですが、神はそれらを含めた地上にある全ての概念を遥かに超越した存在です。地上世界で学べる神の姿には確かに限界がありますが、参加者の背後にはそれぞれの霊団がイエスにより遣わされ、読書会の時間を通して学びと実感を深められるよう働きかけてくれます。

これまでの宗教では基本的な神の姿を知ることができませんでした。既存の宗教では、神の姿の大枠を知ることができなかったのです。真実の神信仰のスタートラインにも立てなかったのです。間違った神の姿が魂に浸透した人間は、死後に地獄と呼ぶに等しい暗黒の世界に置かれることが明らかになっています。私たちスピリチュアリストは、そうした地上世界で人々に先駆けて、神へ近づく道のスタートラインに立てたのです。

これまで純粋な信仰者が求めていた真実の神の姿を、私達スピリチュアリストは知ることができました。イエスの6千年に及ぶ今日までの歩み、人類救済の歩みを通して、ここまでたどり着くことができたのです。霊的無知の土台に立つ既存の宗教は、間違った神信仰を教えることで、地上と霊界に多くの悲劇をもたらしてきました。純粋な信仰者であるほど間違った神の姿が魂の奥深くに染み入り、死後の世界において大きな苦しみとなります。純粋な信仰者が、善良な人々が、死後に地獄に等しい苦しみを味わうのです。これ以上の悲劇はありません。そうした地上世界で私たちスピリチュアリストは、正しい神の姿・神の大枠・神への信仰を知ることができました。神へと近づく道、最高の幸せへの道を見つけることができたのです。それは、人々にその道をお示しすることができるということです。神の姿を先んじて知ったものとして、それぞれの立場で人々のために働ける道が必ず開けていくのです。

今回は以下のリンクから引用して学びを深めました。


(3)従来の神観の整理 ↗

(6)「霊界通信」を通してもたらされる神観の意義 ―― スピリチュアリズムの神観の特殊性と卓越性の根拠 ↗

(7)スピリチュアリズムが明らかにした神観のポイント ―― スピリチュアリズムの神観の基本的概念 ↗


※リンクと資料の使用に関しては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。