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【 2018年6月読書会②:内容と感想 】

 6月は定例読書会とは別に友人宅でも読書会を行いました。

今回は、地上人類への最高の福音の6章『人類は苦しみつつも、一歩一歩、光明へ向けて進化しております』から学びました。

以下、抜粋と感想です。

『 抜粋 』
「地上世界は、たった一つの重大な原因によって、着実に改善されております。その原因とは、“霊の力”が働きかけているということです。霊力が注がれた場所、有能な道具(霊媒・霊覚者)を通して霊力が顕現したところには、必ずや霊的刷新の仕事が始まり、その仕事を通して物事の価値観が徐々に変わってまいります。
今からほぼ一世紀前(一八四八年のハイズビル事件)に始まった、大々的な組織体制のもとでの霊力の降下がなかったならば、地上世界はもっともっと深刻な事態に陥っていたはずです。潜在的な更生力が全世界に働きかけてきたからこそ、この程度で終わっているのです。
その潜在力も、最初はわずか数滴から始まりました。それが勢力を集めて小川となり、大河をつくり、海となって、今や枯渇する心配などみじんもない分量で地球を包んでおります。歴史の流れをすっかり変えております。人間生活の視野に革新をもたらしております。それは“霊”という要素、永遠に不変の要素が持ち込まれたからです。それなくしては人生は無意味ですし、不合理ですし、目的がないことになります。
科学・哲学・宗教・美術・倫理・道徳・音楽・文学――要するに人間生活の全分野において、人間は死を超えて生き続けるという事実の立証から生まれる“霊”の優越性の認識が、その意義の捉え方を変えてしまいました。時には後退のやむなきに至ったこともありますが、総体的には前進の一途をたどっており、人類は苦しみつつも、一歩一歩、光明へ向けて進化しております」


『 感想 』
シルバーバーチは「霊力が注がれた場所、有能な道具(霊媒・霊覚者)を通して霊力が顕現したところには、必ずや霊的刷新の仕事が始まり、その仕事を通して物事の価値観が徐々に変わってまいります。」と述べていますが、霊的真理を知った私は、その素晴らしさを少しづつ理解している段階です。その理解が深まることで自らの血肉となり、日常の在り方が変わり、より良い働きへと向いていくのだと思います。もっともっと霊的成長と奉仕への思いを持ちたいと思います。
「人間生活の視野に革新をもたらしております。それは“霊”という要素、永遠に不変の要素が持ち込まれたからです。それなくしては人生は無意味ですし、不合理ですし、目的がないことになります。
科学・哲学・宗教・美術・倫理・道徳・音楽・文学――要するに人間生活の全分野において、人間は死を超えて生き続けるという事実の立証から生まれる“霊”の優越性の認識が、その意義の捉え方を変えてしまいました。」
と述べていますが、人間の本質が霊であることを立証し、その事実を元に、人間生活の全ての分野に変革を起こしつつあることは本当に凄いことだと思います。地上世界には全ての分野に霊的真理を指針とすることが是非とも必要だと思います。その日は確実に訪れますが、可能な限り早くその時が訪れるように末端の道具として働いていこうと思います。
suguru.hirakawa


『 感想 』
機械化が進み、人間性・神性の退廃につながるのでは?という疑問をもっていましたが、要は使う側の姿勢・霊的進化の度合いが大事なんだということがわかりました。スマホやAIが出てきて便利になりましたが、それに振り回されていないか?今一度振り返ってみたいと思います。  30代男性