【 シルバーバーチの言葉 2024 】

●2024年4月
わたしの使命には二つの要素があるとみています。一つは純粋に破壊的なもので、もう一つは建設的なものです。長いあいだ人間の魂の息を詰まらせてきた雑草――教会による虚偽の教え、宗教の名のもとに説かれてきた意味のない、不快きわまる、時には冒涜的でさえある教義を破壊するのが第一です。そうしたものは根こそぎ一掃しなければいけません。人生が本来の意義を果たすのを妨げるからです。それが破邪の要素です。
建設的要素は、正しい知識を提供して、受け入れる用意のできた人にとって、それがいかに自然で、単純で、美しく、そして真実味があるかを説くことです。

地上人類への最高の福音 9章 霊の優位性の自覚にもとづく修養的生活――これが最高の生き方です↗

●2024年3月
私がお教えしているのはごく単純な真理です。しかし単純でありながら大切この上ない真理です。地上人類が自らの力で自らを救い、内在する神性を発揮するようになるためには、そうした霊的真理を日常生活において実践する以外にないからです。  55ページ

私どもは地上の人々がみずからの力でみずからを救い、死せる過去と決別し、精神と霊を物質による奴隷的束縛から解放する方法をお教えするために戻ってまいりました。古くからの教えであるからといって有難がってはいけない———知的な目をもって真理を探究し、常識に反し理性を反発させるものは一切拒絶しなさい、と申し上げているのです。  61ページ

シルバーバーチの霊訓 5巻4章 軽蔑と嘲笑の中で↗

●2024年2月
霊界には地上の様々な状態ー——動乱・混とん・暴力・破壊・強欲・大欲・嫉妬、要するに人類全体にはびこっている物欲優先の産物の処理に深く関わっている高級霊団が存在します。宇宙の大経綸組織の一部を担っている霊団です。
人間が真の自我に目覚め、自分とは何なのか、なぜこの地上に存在しているのか、この地上を天国のような住処にする上で人間は何をなしうるかを自覚するには、まずそうした物欲優先の産物を根絶しなければなりません。すべての人間が霊的光明のもとで生きるようになれば、必ずや地上天国が実現するように意図されているのです。

シルバーバーチの霊訓 11巻4章 既成宗教のどこが間違っているのか↗

●2024年1月
私は、同じ愛でも、家族てきな絆に根差した愛よりも、奉仕的精神に根差した愛のほうがはるかに尊いと信じている者の一人です。奉仕的精神から発動した愛のほうがはるかに偉大です。自分という”一個”の存在の心と知性と魂を”多数”の人間の運命の改善に役立てようとするとき、そこにはその見返りとしての己の栄光をひとかけらも望まない”光輝く存在”を引き寄せます。生きる喜びをひとかけらも味わうことを許されない無数の魂の存在を地上に見ているからです。

 シルバーバーチの霊訓 7巻7章 真理は法律では縛れない↗