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【 2020年6月:内容と感想 】

 6月の浦添市読書会です。今回はこの世の中にある「苦しみ」をテーマに勉強しました。「苦しみ」は前世や今生で作ったカルマによるものと自ら霊的成長を目指し困難に挑戦する際の苦しみ葛藤があるかと思います。
 カルマに関しては失敗・過ち・罪など色々な受け止め方や表現があると思いますし、その内容も様々です。しかしその本質は神の愛であり、霊的成長に向かうための必須の経験です。しかも、苦しみの中にあってもそれを乗り越えられるように多くの霊界からの支援がありますし、その全ては神の意志と愛の現れなのです。
 人間は未熟な存在ですが、1人1人の背後には守護霊の導きがあります。真理を知っていても人間には守護霊・霊界の思いに答えられているのか解らないのだと思います。しかし、挑戦努力することは出来ますし、そうした霊的目標と責任を与えられたのも人間だからこそです。

今回は資料から内容から学びました


①シルバーバーチの霊訓1巻 3章 なぜ苦しみがあるのか

②続スピリチュアリズム入門旧版、朗読CD
 CD2・・・トラック12・・・苦しみの中にいる人に対して
 CD4・・・トラック5・・・第2章 魂の成⾧はどのようにしてなされるか
     トラック6・・・(2)苦しみへの正しい対処
 CD6・・・トラック11・・・身体的精神的障害のある人について
 CD7・・・トラック8・・・カルマによる病気

③アラン・カルデック 天国と地獄  
 86ページ エマ嬢 火事に遭って亡くなった女性
 132ページ フェルディナンベルタン 海難事故の犠牲者


以下感想です。


 今回の学びを通して、苦しみには前世や今生でのカルマ、奉仕と成長への挑戦に伴う葛藤、それらが混在するものなど色々な側面があるのだと感じました。今生や前世での失敗によるカルマは大なり小なり誰にでも有りますし、大きな苦しみを味わう可能性も誰しもあり、それは人間には解りません。
 だからこそ霊的真理に立ち返り、そうした苦しみから反省したり学ぶべき教訓をしっかりと学び取ることが大切だと思います。そして奉仕への挑戦を続け、葛藤しながら成長へと向かっていきたいと思いました。
 また、シルバーバーチも述べていますが、この世には霊的無知による悲しみや不幸が多すぎます。霊界の高級霊は日々どれほど心を痛めているでしょう。そうした境遇に置かれた地上人の守護霊の気持ちを思うととても悲しくなります。苦しみは魂の肥やしですが、この地上世界は度を越した霊的無知による不幸が多すぎます。だからこそ霊的真理の普及が何よりも大切で優先されなければならないのだと思います。私も霊的に未熟な存在ですが、しっかりと足元を見つめながらも積極的に頑張っていきます。    suguru hirakawa


 今回の読書会で「なぜ苦しみがあるのか」「霊的成長のための実践」についてを輪読とスピリチュアリズム普及会さんによる朗読CDで学びました。普及会さんの朗読は初めて聴いた時もそうでしたが心の奥底に響いて残ります。読書会を終え、帰宅して私自身が目標(こう在りたい)とする霊的成長を考えてみました。
 それは「苦しみを苦しみと思わなくなる。自己犠牲も自己犠牲と思わなくなる。」そんな状態になっている事。そこまで辿り着くには、とても難しく長い道のりになりそうですが、魂は永遠の旅路で、いつか必ず達成出来ると信じて、来る苦しみも、一つ一つ乗り越え、日々平常心を保つように心がけ生きようと思います。 M.T




 読書会の数日前に梅雨が明け、夏本番でのうるま市読書会です。私の地元、旧石川市地区は沖縄本島の中央に位置し、東西の海岸の間が4kmと短い距離の場所です。また、読書会会場の近くにはサクラ猫が沢山いる海岸があり、のんびりとした良い環境ですよ。小学中学の頃はその海岸や隣の金武町で釣りをしていた思い出の場所でもあります。
 今回は私一人での読書会でしたが、うるま市会場は自然に囲まれた静かな環境で私一人という事もあり、霊界の方々と共に学びを深めることが出来たように感じました。

今回は浦添市読書会と同じ資料から学びました。


①シルバーバーチの霊訓1巻 3章 なぜ苦しみがあるのか

②続スピリチュアリズム入門旧版、朗読CD
 CD2・・・トラック12・・・苦しみの中にいる人に対して
 CD4・・・トラック5・・・第2章 魂の成⾧はどのようにしてなされるか
     トラック6・・・(2)苦しみへの正しい対処
 CD6・・・トラック11・・・身体的精神的障害のある人について
 CD7・・・トラック8・・・カルマによる病気

③アラン・カルデック 天国と地獄  
 86ページ エマ嬢 火事に遭って亡くなった女性
 132ページ フェルディナンベルタン 海難事故の犠牲者



以下、感想です。

 今回も複数の資料から学びましたが、人生における苦しみというテーマについて、様々な視点から学ぶ事が出来たと思います。シルバーバーチの述べる高く深い霊的視野から、カルデックの通信により霊界から降ろされた貴重な人生の実例から、そうした内容を補完し理解を深める普及会の資料というように感じました。こうした形での学びができる背景には、霊界の高級霊、地上での普及会の皆様と様々な働きと協調の歴史があって、こうした資料が用意されています。私も次世代により進んだ霊的真理への理解をバトンできるように学びを深めたいと思いました。
 人間に内在された霊的資質を顕現させ磨き上げるためには苦しみの体験は必須だという事、また、魂の成長と奉仕は一体不離なのだということ、カルデックの霊界通信からもシルバーバーチの述べる霊的真理からも、普及会の資料からも苦しみは感謝すべきものであるという事が理解できました。これから味わうであろう人生の苦難に対し、そうした大切な真理を心の中心に据えて乗り越えていきたいと思います。そして、どんな時でも霊的無知に苦しむ多くの人に思いを馳せ、霊的真理の普及にまい進したいと思います。