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【 2018年12月読書会①:内容と感想 】

 12月の定例読書会は今回はスピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべの3章『わたしたちは決して見捨てません』から学びました。

今回の読書会は一人で行いました。

意識したわけではないですが、霊訓を朗読している途中に明るく発声できていることに気づきました。急だったので少し不思議な感じがしましたが、良い手ごたえだったので嬉しくなりました。また次回につなげていきたいと思います。

以下は霊訓からの抜粋と感想です。


『 抜粋 』
これまで大切にされてきた信仰の中の真実のものは、これから先も生き永らえます。何ものもそれを揺るがすことはできません。が、間違っていたものは捨て去らないといけません。カビの生えた古い誤りは、霊的啓示を前にしたら潔(いさぎよ)くその場を譲らないといけません。   61ページ1~4行

『 感想 』
宗教の教えには、誰の目にも正しく見える普遍的な教えもありますが、様々な思惑から作られた人工的教義も含まれています。一部とはいえ純粋な真理の欠片だった既存宗教の教えも、時がたつ中で人工的な教義に置き換えられて輝きを失っているのだと思います。
シルバーバーチの霊訓によって、霊的真理という最高の宗教的教えと言えるものがこの世界に降ろされました。感情や打算を横に置いて霊的真理と既存宗教の教義をじっくりと比較検討すれば、全てといってよいくらいの方がシルバーバーチの述べる霊的真理に真実と優位性を見いだすことができると思います。多くの方がシルバーバーチの霊訓と出会えるようにこれからも読書会とネットでの情報発信を頑張っていこうと思います。


『 抜粋 』
「あなたがご存知のイエスについてお聞かせください」
「わたしは何度となくお会いしております。イエスは“父”の右に座っておられるのではありません。その“父”も黄金の玉座に座っておられるのではありません。イエスは進化せる高級霊の一人です。地上人類の手の届かないほど誇張され神格化された、縁遠い存在ではありません。すぐに手の届くところで、あなた方がスピリチュアリズムと呼んでおられるこの真理――わたしたちにとってはただの自然法則の働きにすぎませんが――その普及の指揮をなさっておられるのです。
交霊会をはじめとするさまざまな仕事を指示しておられるのが、ほかならぬイエスその人なのです。病める者を癒し、悲しむ者を慰め、無知なる者に真理の光をもたらし、いずこへ向かうべきかもわからずに迷っている者に道を教え、家もなくさ迷える者に宿りの場を与え、人生に身も心も疲れ果てた者に生きる勇気をあたえるために世界中で献身している人たちを鼓舞しておられるのです。
わたしたちが実際にお会いし、そして激励の言葉をいただいているのが、実在の高級霊、かつて地上で“ナザレ人イエス”と呼ばれていた方なのです。   65ページ後ろから2行~66ページ後ろから4行

そしてイエスをあなたと同じ存在とお考えになることです。はるかに進化はしていても、決して手の届かない無縁の存在ではありません。なぜなら、イエスがたどった道をあなたも今たどりつつあるのであり、イエスが発揮したのと同じ霊的能力をあなたも発揮できるのですから……。    67ページ5~8行

『 感想 』
イエスの真実の姿を述べてくれています。イエスの生きざまや心を真に理解することは出来ませんが、シルバーバーチの述べるイエス像や聖書に残された言葉から僅かでも感じることが出来るのではないかと思います。イエスは偉大な霊格を具えた高級霊ですが、神の座に祭り上げるのでなく生き方の見本として目指すほうがイエスも嬉しいのだと思います。
畏れ多いとか失礼だとか尊大などと思わないで、シルバーバーチやイエスのような高級霊に憧れの気持ちをもって、素晴らしい手本を与えて頂いたことに感謝の気持ちをもって目標としていきたいと思います。
*普及会のホームページで、聖書からイエスの言葉と考えられる部分の抜粋を紹介しています。私もイエスの言葉だと感じますが、吟味してもらえたらと思います。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/about_sp/sp-thought2/sp-thought2-4/sp-thought2-4-07.htm


『 抜粋 』
ここでシルバーバーチから「何かお聞きになりたいことがありますか」と言われて奥さんは、夫のあまりに急な他界で少し戸惑いを感じたことを述べ、「死期というものは何によって決められるのでしょうか」と尋ねた。
「霊に用意が整った時に肉体から去るのです」
とシルバーバーチは述べて、それをこう説明した。
「リンゴが熟すると木から落ちますね。時として木が揺すられて熟さないうちに落下することもありますが、それは不味(まず)くて食べられませんね。同じように霊も時として時が熟さないうちに肉体から離されることがあります。この場合には霊に死後の生活への準備が整っていません。
しかしご主人の場合は霊に十分な用意が整い、肉体も十分にその目的を果たして、その上で朽ち果てたわけです。あなたがどう介抱されてもその時期を延ばすことはできなかったでしょうし、ご主人にもそれはできなかったでしょう。そのうち、ここにおいでの皆さん方にも同じことが起きるわけです。少しも恐れることはありません」   75ページ後から3行~76ページ後から3行

『 感想 』
シルバーバーチの解りやすい説明を読めば、霊的無知からくる死への恐怖などどこかへ吹き飛んでしまいます。また、人生を生き抜くことの大切さも改めて考えさせられます。地上世界には絶対の安全と安心は有りえません。全ての人に守護霊が付き添い人生の目標へと導く努力をしてくれますが、様々な要因が重なっての不慮の事故で命を亡くすこともあります。戦争で失われる命もあります。また、過ちから自らの地上人生に終止符を打つこともあります。過ちには厳しい償いの道が自動的に与えられ、不慮の出来事で命を失ったことに対しては様々な埋め合わせがあるようです。
霊的に機が熟さないうちに地上人生を終える人が皆無になる時が到来するよう、その為にも霊的真理の普及が必要だと思います。いつもそこに行きつきますが、全ての人にシルバーバーチの霊訓を通して霊的真理との出会いを成し遂げて欲しいと心から思います。


『 抜粋 』
わたしたちの世界からの愛は、進むべき道をすっかり見失っている人類が平和と悟りへの正道を見出し、地上世界の汚点である不公正と残虐を絶滅する、そのお手伝いをするために、霊の力を地上へもたらすことのできる道具を通して、少しでも多くの発現を求めているのです。   78ページ1~4行

『 感想 』
地上世界の抱える様々な難問を解くカギは霊的真理です。その真理を深く広く、解りやすく説いているのがシルバーバーチの霊訓だと思います。霊的無知からくる不公正や残虐性を一掃し、失った平和への道を指し示すことが出来るのも霊的真理です。私自身の努力と読書会や日常での生き方を通して霊的真理の普及へとつなげたいと思います。