9月の読書会です。読書会の会場は毎回、緩やかな高台にある浦添市の施設で行っています。空が広く爽やかな空気がながれる沖縄らしい施設です。会場の通路は全て屋外通路になっていて日当たりも風通しも良く、隣の部屋とはしっかりと壁で仕切られ、入口の防音もしっかりしています。素晴らしい会場で霊的真理を学ぶことができています。こうした恩恵にしっかりと報いたいと思っています。今回は久しぶりに新しいメンバーを迎えての嬉しい読書会となりました。
今回は、三人の英国スピリチュアリストからの通信と、シルバーバーチが語る「真実のイエス」の前半から学びました。内容は大阪スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』の7月と同じになります。後半は、久しぶりにシルバーバーチの教えを輪読して学んでいきました。
大阪スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』7月の内容 ↗
まず最初に、三人の英国スピリチュアリストの先輩として、ハンネン・スワッファー、A.Wオースティン、バーノン・ムーアの三氏から学びました。
シルバーバーチの霊訓の生みの親と言われているハンネン・スワッファー、シルバーバーチの霊界通信を編集して、書籍として後世に残したAWオースティン、キリスト教の牧師を辞め、スピリチュアリストとして大きな貢献をしたバーノン・ムーア、この三人の先輩スピリチュアリストから学びました。
スワッファーとオースティンは、シルバーバーチの霊訓の素晴らしさを、よく理解していました。しかし、彼らは、スピリチュアリズムを、キリスト教と真向から対立する新しい思想・知識として捉えていたのです。死後、彼らはシルバーバーチの霊訓を世に広めるだけで良しとしてしまったことに、大きな後悔をすることになりました。それに対して、バーノンムーアは、スピリチュアリズムを神への信仰として、受け止めていました。そして、信仰実践に努めてきました。それは霊界で、大きな喜びとして帰ってくることになりました。地上での信仰実践はムーアの魂を大きく成長させ、霊界では地縛霊の救済という役目を担うことになりました。インフォメーションの№42では、地上時代、アメリカで牧師をしていた霊の証言が公表されています。その霊は、幽界でバーノン・ムーアにも指導を受けたと言っています。三人の先輩スピリチュアリストからのメッセージは、地上で現役スピリチュアリストとして歩んでいる私達にとって、大きな教訓となりました。
私達は、スピリチュアリズムを知識レベルではなく、信仰実践へと押し上げ、それを定着させていかなければなりません。スピリチュアリズムは霊界からもたらされた真の宗教であるという、スピリチュアリズムの本質を、世界に広めていかなければなりません。手にした真理を正しく理解し、神と神の摂理を絶対的に信頼し、人々の真の救いのために全てを捧げていく、そうした真のスピリチュアリストとしての手本を示していくのです。
●シルバーバーチが明らかにした真実のイエス
①イエスは神ではなく、私たちと同じ人間
②イエスは、スピリチュアリズム運動の最高責任者・総指揮官
③イエスは、全人類にとって“生き方の手本”
真実のイエスの御姿とは上の3つで言い尽くされます。イエスは神ではなく、私達と同じ人間ということです。キリスト教で言う神の右に座しているのでもなく、三位一体というつかみどころのない存在でもないのです。イエスは聖母マリアによる処女受胎により地上に降誕したという話、イエスの死後に奇跡によって特別に復活したことなどはなかったのです。私達、普通の人間と同じように自然の法則によって地上に誕生し、地上人生を生きたのです。死後の復活も、霊的節理を深く理解したイエスによって演出された物質化現象だったのです。奇跡のように見えても、そこには奇跡などはないのです。
イエスは、スピリチュアリズム運動(全人類の霊的真理による救済・霊的真理による宗教革命運動)の最高責任者・総指揮官であるということです。1848年から地上での働きかけを開始したイエスの大霊団による、スピリチュアリズム運動を指揮されているのです。人間の手の届かない存在ではないのです。神の右に座している存在ではないのです。特に、2021年の地上再臨により、人類にとってイエスが本当に身近な存在になりました。普及会のインフォメーション、東京スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』と大阪スピリチュアリズム・サークル『シルバーバーチ読書会』でお聞きするイエスの御言葉からも、1人1人の人間の魂に寄り添い、励まし鼓舞してくださるイエスの御気持ちがとても伝わります。イエスは神ではなく、地上の同胞のために大きな犠牲を払い、働いておられる偉大な人間なのです。スピリチュアリズム運動の最高責任者・総指揮官なのです。
イエスは、私達と同じ人間・神の分霊・神の子供です。しかし、私達地上の人間とイエスとでは霊的に決定的な違いがあります。それは霊性の違いです。イエスは地球圏霊界を代表する高級霊です。地球圏の誰よりも高い霊性を持ち、誰よりも深く霊的真理を体得されています。最高の知性・愛・意志の強さをお持ちです。そうしたイエスが地上人類救済のために、休むことなく働き続けているのです。最高の奉仕・利他愛の実践を自ら体現して下さっているのです。まさに生きた手本・鏡です。イエスの愛と献身の思いを、イエスと同じように共有することは不可能でも、イエスからの御言葉が直接聞けるという、人類史上最高の恩恵に浴せるのです。イエスの御姿・お言葉を、自らを映す鏡としたいと思います。
以下は、当日に参加したメンバーの感想です。
今月の読書会は、これまでにシルバーバーチの霊訓を読んでこられたという新しい仲間を迎え、3人で輪読と、シルバーバーチが語る〝真実のイエス‘’について学びました。久しぶりの輪読でしたが、連帯感と新鮮さを感じました。そして今回、普及会さんからの資料「霊性進化の道しるべ」の中より…シルバーバーチが語った言葉の中でイエスに会ったこと、イエスをどのような存在としてみるべきか教えています。「私は何度となくイエスにお会いしております。イエスは〝父”の右に座っておられるのではありません。イエスは進化する高級霊の一人です。地上人類の手の届かないほど誇張され、神格化された、縁遠い存在ではありません。すぐに手の届くところで、あなた方がスピリチュアリズムと呼んでおられるこの真理普及の指揮をなさっておられるのです」イエス自身も「いたって普通の人間であり、思ったことは、はっきりと物を言ったし、ジョークも言った」と話された事を知りました。正直、読書会に参加する以前の私はイエスのことだけでなく、シルバーバーチさえも、神格化はしてないまでも遠い存在としてみていたと思います。読書会に参加するようになり、一つ一つ正しく教えていただいて、イエスやシルバーバーチにも親近感と全人類を同じ神性を持った霊的存在として同志のように思っている事に感謝の気持ちを持つようになりました。私にとっても霊的真理は、本当に素晴らしい教えで毎回感動するのですが、その教えや存在を遠くに置くのではなく、いつも身近に置き、日常生活の中、何時でも何処でも霊的真理にそった行動が実践できるように意識と行動力を高めていきたいと思います。 50代女性
今年の大きな出来事の一つは読書会に参加した事です。石垣島に生まれて66年。『シルバー・バーチの霊訓6』初版1986年12月発行を本屋で購入したのが30代の頃でした。その時は特に霊的真理を説いた本物の凄い本だと理解できず本好きな私は色々な興味のある本を漁り購入していました。近藤千雄氏の訳する霊的な本をほとんど購入し読んでいました。それからネットで『スピリチュアリズム・サークル 心の道場』を知り『スピリチュアリズム入門』『続スピリチュアリズム入門」を読みスピリチュアリストとして目醒めた気がします。霊主肉従・利他愛・大霊の道具、霊的真理を知った者として残りの人生、日々実践して霊界へ帰りたいと思います。
沖縄の読書会の事をスピリチュアリズム普及会のホームページで知りました。参加して思った事はやはり霊的真理を理解し、同じ価値観を共有してる事で初めて会うのにそんな気がしませんでした。一人で学習(本を読む)するより何倍も身につくと思いました。同じ霊的真理を学ぶ・実践する仲間、同志に会える事はとても励みになります。これからもご指導宜しくお願いします。 60代男性
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