1月の定例読書会は今回はスピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべの4章『真理はすべて素晴らしいのです』から学びました。
新しい年もこれまでのように霊低真理の学び実践・奉仕を積み重ねたいと思います。そして少しづつ愛と奉仕の思いが広く深くなれるように頑張っていこうと思います。
今回の読書会は一人で行いました。以下、霊訓からの抜粋と感想です。
『 抜粋 』
「皆さんから見れば確かにここは小さな一室にすぎません。しかし、わたしたちにとっては壮大な神殿なのです。壁という壁はぜんぶ取り払われております。あるのはただ眩(まばゆ)いばかりの光輝です。イルミネーションです。その中で何千もの霊が、それぞれに果たすべき使命をもって集結しております。教える者もいれば教わる者もいます」
さらに言う。
「その内訳はあらゆる民族、あらゆる国家にまたがり、しかも現代の人も過去の時代の人もいます。東洋ならびに西洋の予言者、霊覚者、聖人・賢人、地位の高かった人・低かった人、ギリシャ・ローマ・シリア・カルデア・ペルシャ・バビロニアの思想家たち、それに比較的近世のイタリア・フランス・ドイツの思想家も混じっております。みんなで意見を出し合い、それを総合して皆さんにとって最も有益なものに仕上げるのです。
それとて霊界の舞台裏で行われていることのホンの一部にすぎません。皆さんのお一人お一人に霊団がついております。その中には顔見知りの者もいますし、地上的意識では感知できなくても、何かの時にふと意識する霊的意識でもって存在を感知している者も控えているのです」
85ページ1行~86ページ7行
「この真理普及の仕事にたずさわっておられる方に常に忘れないでいただきたいのは、背後に控える勢力は、皆さんが人のためと思って努力なさるのと同じように皆さんのためを思って働いているということです。皆さんの目から目隠しを取り除いてその勢力を目のあたりにさせてあげることができたらと、どれほどわたしは願っていることでしょう。わたしが見ている通りにみなさんがご覧になれたらと、どれほど願っていることでしょう。そうすれば、絶望など絶対になくなることでしょう。暗い陰など、皆さんの存在のどこにも居座る場所はなくなるはずです。辺りを包んでくれている勢力の強大さを認識されるからです」
89ページ7行~14行
『 感想 』
シルバーバーチの交霊会には霊界から多くの霊が参加していることを述べています。交霊会そのものに関わる霊団、交霊会について学ぶ霊団、霊的真理を学ぶために連れてこられた霊など様々な目的をもって多くの霊が参加しているのだと思います。
また、地上の人間が愛と奉仕の思いから行動する時、その背後では多くの霊が集まり背後から支えてくれていることも述べています。霊界からその働きかけについて学んだりする霊もおられるでしょうし、愛と奉仕の思いや行動の背後では、とても大きな霊的動きがあるのだと思います。地上の人間は誰でもそのような素晴らしい働きが出来るのですから、私も霊界の方々と共に頑張っていこうと思います。
『 抜粋 』
「一つ一つの段がみな連なっているのです。ですから、物質界のいちばん低い段階にいる者でも霊界の最高界とつながっているのです。
旧約聖書に出てくる“ヤコブのはしご”は空想の作り話ではなく、永遠の実在の象徴なのです。いかなる魂でもそのはしごを一段一段と上がって行くことができるのです。地上から天界へとつながっており、大霊の力で支えられているのです」 90ページ3~7行
『 感想 』
全ての存在は神によって創造され、神の支配のもとに存在します。中でも人間は神によって神性を授けられました。その顕現の度合いは霊的成熟度によって変わるのだと思いますが、未熟で低い段階にいる人間も、眩いくらいの神性を発露している人間も、神の子供なのです。
その霊的事実を忘れずに人間の霊性に目を向けて日常を過ごせるようにしていきたいと思います。
『 抜粋 』
「皆さんは死んだあともずっと生き続けるのです。その時までは、本当の意味での“生きる”とはどういうことなのか、何ものにも拘束されずに生命の実感を味わうというのはどういうことなのか、肉体に閉じ込められた今の魂では理解できない“自由”の味を満喫するというのはどういうことかはお解りにならないでしょう。
一度もカゴの外に出たことのない鳥に、囲いのない広々した森の中で、枝から枝へと飛び渡れるということがどういうものかが解るでしょうか」 92ページ4~8行
『 感想 』
人間は肉体を携えた霊的存在です。鈍重な肉体の影響を受けながら、地上世界でしか体験できない霊的学びを得ることが地上人生の目的です。
肉体の死によって地上人生を終えると、肉体の束縛から解放され秘めた霊的資質を存分に発揮できるようになります。その時の気持ちはどんなものなのか想像も出来ませんが、素晴らしいものに違いないと思います。
肉体を携えて生きる地上人生は霊界と比べると魅力に乏しい世界ですが、その目的は死後の霊界での仕事に役立てるため霊的成長と奉仕の体験を積むことだと思います。地上人生で神性を発露することの困難さ、カルマを解消することの困難さを経験することで、霊界にはない様々な体験を身に沁みて味わうのだと思います。それが地上で生きる人間への理解を深め、個々人の霊的成長へとつながり、死後に霊界での人生や奉仕に役立つのだと思います。
そう考えると困難やカルマは本当に有難い物だと思います。真理をより多くの方々に伝え、困難の最中にいる人には寄り添い理解し、元気づけてあげられるようになりたいと思います。
『 抜粋 』
女性メンバーの一人が最近親戚の人に起きた出来事について話し、そういうことを起こす霊は善霊でしょうか邪霊でしょうかと尋ねた。すると――
「あなたの頭の中から低級な影響――あなたは邪悪な影響とおっしゃりたいのでしょうけど――そういうものが自分につきまとうという観念を拭い去ってください。あなたは大霊とその摂理の保護のもとに生活しそして行動していらっしゃるのです。 97ページ9~13行
『 感想 』
私も時々この女性と同じような不安を抱くことがあります。真理を知ったとはいえ霊的意識が低下して肉の意識が強くなることがあり、そうした時に少しだけ不安がよぎることがあります。
でも、霊的意識の上がり下がりは人間にはつきものですし、ある意味で当たり前ともいえると思います。私は日々の努力で少しづつ霊的意識の割合が増えていれば良しとして少しづつ前に進めばいいのだと考えています。シルバーバーチが述べるように、人間は大霊とその節理のもとに生きているのですし、大霊の摂理と愛によって多くの使者を与えられ愛され導かれているのです。その事実をいつも胸に留めて日々を過ごしていきたいと思います。
1月は定例読書会とは別に、嘉手納町マルチメディセンターでも読書会を行いました。
今回は二人の参加者で行いました。
私以外の御1人は初めて参加の方でしたが、共に霊的な刺激と学びのできる素晴らしい時間となりました。
今回は、シルバーバーチの教え上巻の「一章 通信霊シルバーバーチについて」と「二章 シルバーバーチの霊界通信の目的」を輪読しました。
以下、感想です。
シルバーバーチは霊的真理を伝えることで、人類を救うために大きな愛と決意をもって使命を引き受け全うしたのだと思います。人類への愛の思いがその言葉からも感じ取れます。人類と神の間にある物的思想的な壁を取り除くには霊的真理の普及が絶対に必要です。霊界の方々と思いを一つにして明るさと前向きさをもって進みたいと思います。 suguru.hirakawa
以前よりシルバーバーチの本を沢山ではないのですが読んでいました。もっと深く勉強をして、奉仕に役立てたいと思っていたところ「沖縄シルバーバーチ読書会」を知り、今日、参加させて頂きました。説明等もとても丁寧で解りやすくあっという間に時間が過ぎ、これからもこの読書会で学んでいこうと思いました。 M.T
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