11月の読書会です。今回はスピリチュアリズムの二つの全体像、ニューズレターの創刊号と2号から学びました。先月と全く同じ内容でしたが、基本的な霊的真理は繰り返して学ぶことで、より深い理解と実感へとつながることを認識することができました。
救済の観点と宗教の観点の二つの視点から見たスピリチュアリズム運動の全体像は、唯物主義に吞まれた地球人類の状況、地上宗教が人類に及ぼしている霊的害悪があらわになる内容です。そうした地上の唯物主義・間違った宗教が生み出される原因は人類の霊的無知にあるということです。人類の霊的無知は、唯物主義と利己主義を生み出し、地上人類に終わることのない悲劇をもたらし続けています。霊的無知の人類は、霊的輝きを失い道を踏み外した宗教を存続させ、捏造の宗教も作り出し、終わることのない悲劇をもたらしてきました。
全ての人類(全ての霊)を真に救い、真の宗教改革・真の宗教革命を成し遂げるために、イエスを指揮官とした大霊団が、一時も休むことなく働きかけています。地上人類の霊的無知と利己主義を打破し、人類の霊的物的救済と宗教革命を成し遂げることがイエスの霊団の悲願なのです。こうした人類史上最大のプロジェクトを主導するのは、イエスとその指揮下にある大霊団です。しかし、肉体を持たない純粋な霊的存在である霊界の人々は、地上世界で直接働くことはできません。霊界の方々の目的を理解し、思いを共有し、その手足となって働く地上の人間がいなければ、イエスの霊団といえども何もなしえないのです。シルバーバーチは次のように語っています。
私は地上の存在ではありません。霊の世界にいるのですから、地上での仕事を成就させるためにはあなた方がその手段を提供してくれなければなりません。あなた方は私たちスピリットの腕であり身体です。あなた方が道具を提供し、その道具を使って私たちが仕事をするということです。忠実に、誠意をもってこの仕事に携わる者が、後で後悔することは絶対にありません。
シルバーバーチの霊訓2巻 2章 宿命と自由意思
霊界の道具として働く人間がいなければ、イエスもシルバーバーチも地上に対して何もなしえないのです。地上の人間が霊的成長をすることでイエスと霊団の思いに感応できるようになり、地上の手足となって働くことができるのだ、ということです。そのための手引き書がシルバーバーチの霊訓です。シルバーバーチの霊訓は人類のバイブルなのです。霊的成長は奉仕精神と自己犠牲精神の発露として現れます。地上では普及会の皆さまが、奉仕と自己犠牲の在り方を示してくださいました。そして、霊界においてはイエスと大霊団がそうした姿勢を体現してくださっています。沖縄の地においても、霊的真理の正しい理解と正しい信仰実践を積み重ねてまいります。必ずや人々のために働ける道が開けると信じて邁進していきましょう。
救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 YouTube ↗
宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 YouTube ↗
ニューズレター創刊号 スピリチュアリズムは学問ではありません。霊的真理にもとづく実践的な生き方なのです ↗
ニューズレター創刊号 スピリチュアリストとしての霊的実践は、霊優位のための自己コントロールから始まります ↗
ニューズレター第2号 魂の成長は地上の苦難をプラス思考で乗り越えることによってなされます ↗
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