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【 2020年3月:内容と感想 】

 3月のうるま市読書会です。3月に入りましたがこの日の沖縄は気温は20度を超えながらも、体感温度は少し低く肌寒い日でした。それでも日の出も少しづつ早くなりましたし、行きつ戻りつしながら季節は進んでいくんですね。今回の読書会は私1人で行いました。

今回は以下の資料から学びました。

①シルバーバーチの教え下巻、21章『青年牧師との論争』

②普及会のニューズレター44号『スピリチュアリズムが教えるイエスの真相――1』 リンクはこちらをクリック


*普及会ホームページからの資料作成については、普及会からの許可を得ています。以下は読書会の感想です。

『感想』

今回はイエスの真実の姿について学びを深めることができました。キリスト教の聖書には極僅かなイエスの言葉が記されているものの、人為的に付け加えられた記述、イエスが地上に誕生する以前からの神話の引用、聖書の記述の中だけでも辻褄が合いようのない矛盾など、多くの問題があることが良く解りました。
片やシルバーバーチの語る霊界でのイエスの姿は、偉大な霊格を具え、とてつもなく大きな人類への愛と慈悲、そして奉仕と自己犠牲の精神をもたれた存在であること、霊的エネルギーと人間味に溢れた存在だと私は感じることが出来ました。堅苦しくて読みにくい聖書の記述からは、身近で生き生きとした人間イエスの姿は感じられませんが、シルバーバーチの語るイエス像は、今も人類・地上世界の為に霊界で働いている偉大な人間イエスの姿を誰にでも解りやすい言葉で示してくれています。
イエスの真の姿を知ることは、霊的真理への理解、全てを創造された神についての理解を深めるにもとても大切なことだと思いました。シルバーバーチの霊訓を始めとする高級霊界通信を通して、これからもイエスの真の姿について学びを深めたいと思います。   SUGURU HIRAKAWA



3月の浦添市読書会です。うるま市の会場もそうですが、浦添市の読書会会場も静かな素晴らしい環境で読書会を行えています。会場選びはとても大切だとは思いますが、それ以上に大切なのは霊的な雰囲気を整えることですね。
物質的条件が良くても霊的な条件が整わない限りより良い読書会にはならないので、主宰者である私自身が日常での生き方をもっともっと霊的に整えなければなりませんね!!これからも前向きに挑戦していきたいと思います。

今回は以下の資料から学びました。

①シルバーバーチの教え下巻、21章『青年牧師との論争』

②普及会のニューズレター44号『スピリチュアリズムが教えるイエスの真相――1』 リンクはこちらをクリック


*普及会ホームページからの資料作成については、普及会からの許可を得ています。以下は読書会の感想です。

『感想』

シルバーバーチは真理を知った人間に対して、完全であることは不可能だがそうあるように努力することを求めています。それに対して無理難題とユーモアを交えた表現もしますが、完全を目指してひたすら努力するように、色々な表現をしながら精一杯の思いを込めて一生懸命に語りかけています。牧師とシルバーバーチのやり取りを少し抜粋します。

「地上の人間にとって、聖別された完璧な生活を送ることは可能でしょうか。すべての人間を愛することは可能なのでしょうか」

「いいえ、それは不可能なことです。しかし、そのように努力することはできます。すべての努力は、あなたの人間性を形成するうえで、とても重要です。決して怒ることもなく、敵意を持つこともなく、かんしゃくを起こすこともないなら、あなたはもはや人間ではないことになります。人間は霊的に成長することを目的として地上に生まれてくるのです。成長また成長と、どこまでも成長の連続です。それは地上だけでなく、こちらへ来てからも同じです。」

「イエスは “天の父が完全であるようにあなた方も完全であれ“ と言っておりますが、これはどう解釈すべきでしょうか。」

「完全であるように努力しなさい、と言っているのです。それが地上で目指すべき理想であり、内部に宿る神性を発揮する生き方なのです。」


シルバーバーチ霊団による霊界通信はイエスを中心とした高級霊団の総意が現れたものですが、この内容からもそのことを再確認することが出来ました。また、限りない霊的成長を目指すように人間は神によって定められているのだと、同時に、他の生物にはない自由意志と責任も与えられているのです。その自由意志を霊的成長へと向けていくことなのだと再確認できました。   suguru hirakawa


今回、輪読した『青年牧師との論争』はシルバーバーチと青年牧師の対話内容が引き込まれるくらい素晴らしかったです。そのシルバーバーチが語った事の中で、とても悲しい気持ちがこみ上げてきて、私自身輪読を進めていくのに少々困ってしまったところがありました。読書会で、こんな悲しい気持ちになるなんて初めてです。その内容とは「同じ町に貧民収容施設に住んでいて辛い労働を強いられ、わずかな賃金しか得られない人々がいる一方で、お金にまったく不自由しない人々がいる事。世界には飢えに苦しむ人がいる一方、彼らが生きていくために必要なものを捨てている人たちもいる事‥」他人を思いやる心の大切さ。奉仕精神を日々忘れずに生きていかなくては‥と改めて思います。  M.T