5月の読書会です。今回は、『霊的真理を地上に降ろすまでのプロセス』と『霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス』の二つについて学んでいきました。
現在の地球は人類の霊的無知が根本原因となり、様々な悲劇が止むことのない暗黒の世界となっています。そうした霊的状況を打破し、人類を救済するためにイエスを総指揮官とする高級霊団によって霊的真理が降ろされました。
人類救済計画の全体像を見るといきなり霊的真理が降ろされたかのように見えますが、細かく見ていくと、様々なプロセスを経て霊的真理が降ろされたことがわかります。
霊界側はまず手始めに、派手な物理現象を伴う心霊現象を演出することから始めました。最初期の物理的心霊現象でもっとも有名なものがハイズビル事件です。そこから霊界側は数々の物理的心理現象を演出し、それを当時一流の科学者たちに徹底した検証をさせ、霊魂説を証明させました。
心霊現象という形でスピリチュアリズム運動が始まったのにはそれなりの理由があります。地球人類の霊的無知の程度があまりにも酷く、いきなり霊的真理を降ろしても人類にそれを受け入れることはできないことがイエスにはわかっていました。霊界側は本心では物理的心霊現象を演出することはやりたくなかったのです。しかし、現実の地上人の霊性に合わせて仕方なく、物理的心霊現象の段階を踏むかたちで霊的真理を降ろしたのです。
●霊魂説
① 人間は死後も霊として存続する。
② 霊が住む死後の世界(霊界)が存在する。
③ 霊界から地上に働きかけることが可能
霊魂説の証明は、次の段階である霊界通信を降ろすための準備でした。それが霊界側の計画だったのです。霊界通信とは霊界から地上にメッセージ(知識・情報)を送るものですが、一言に霊界通信と言っても様々なレベルがあります。
通信霊は高級霊から低級霊まで様々であり、霊媒の霊性・人間性・霊能力もそれぞれ異なります。霊界通信の内容はピンからキリまで実に様々なレベルがあります。膨大な霊界通信の中で、高級霊からもたらされた本物の霊界通信はわずかなものに過ぎません。超高級霊からの通信となると、さらに少数となります。
●霊界通信
①霊界から地上にメッセージ(知識・情報)を送る
②霊界通信にはさまざまなレベルがある。
・霊界通信は、高級霊から低級霊まで
・霊媒の霊性・人間性・霊能力はそれぞれ異なる。
膨大な霊的通信が検証・選別されることになりました。その結果、真に価値のある霊的真理・霊的知識が人類にもたらされることになりました。そして新しい霊的思想を受け入れることができる段階に至り、これまでになかった死生観・人生観・世界観・価値観を手にすることができるようになったのです。時期の来た人間が霊的無知を克服し、魂の新生の時を迎える時代が訪れているのです。
●霊的真理・霊的知識
膨大な霊界通信を検証し、優れたものを選別する。
↓
新しい霊的思想を受け入れる。(死生観・人生観・世界観・価値観)
厳しい検証と選別の結果、世界三大霊訓と呼ばれる高級霊界通信が確立しています。アラン・カルデックが編集した「霊の書」霊媒ステイントン・モーゼスによる「霊訓」、そして、モーリスバーバネルが霊媒を務めた「シルバーバーチの霊訓」の三つです。その中でも最も優れた霊界通信がシルバーバーチの霊訓です。
それは人類が手にした最高の霊的英知であり、地球人類にとっての真のバイブルというべきものです。ルバーバーチの霊訓はスピリチュアリズムの霊界通信の集大成であって、スピリチュアリズム思想の最高峰であり、そこに示されている霊的真理は高級霊たちが審議を尽くして人類の救いのためにもたらしてくれた、霊性進化の道標なのです。
地球人類はシルバーバーチによって示された霊的真理、霊的知識によって霊的無知から解放され、魂の新生をなし、霊的成長の道を歩み始めることができるようになります。
高級霊界からもたらされた最高次元の霊界通信、シルバーバーチの霊訓によって、地球上に人類史上最大の魂の革命が引き起こされていくことになるのです。
シルバーバーチの霊訓という最高峰の霊界通信が降ろされるまでは、大まかに以下の段階を踏んだことがわかります。
心霊現象 → 霊魂説の証明 → 霊界通信 → 霊的真理・霊的知識
このようにして、霊的真理は地上に降ろされしっかりと根付いています。シルバーバーチの霊訓と出会い受け入れた人間は、霊的無知を克服し、霊的覚醒・魂の新生の時を迎えることになります。しかし、それだけで人類は救われるわけではありません。
霊界通信を地上にもたらすまでは霊界側の責任ですが、そのあとは真理を受け取った地上人の責任になります。手にした霊的真理を実践して、自ら救いに至る自力救済の努力が必要になります。
霊的真理に出会い受け入れることで、肉体の中に閉じ込められていた魂が覚醒するようなります。霊的覚醒・魂の新生です。魂が新生して初めて、あらゆる物事に対して霊的な見方、考え方ができるようになっていきます。
しかし、霊的真理を人生の指針とするためには、まずそれを正しく理解することが必要です。そして理解した真理を正しく実践しなければ救いを得ることはできません。霊的真理を正しく理解し、正しく実践するということは真理の上に実践を積み上げる生き方と言えます。真理の上に実践を積み上げる生き方それが、スピリチュアリストとしての正しい生き方であり霊的人生です。
そうした歩みを続けていく中で、霊的成長という最高の霊的宝を手にすることができるようになるのです。霊的成長こそがスピリチュアリズムによって得られる真の救いです。
●スピリチュアリストとしての正しい生き方・霊的人生とは
霊的真理・知識の正しい理解 → 霊的真理・霊的知識の正しい実践 → 神と摂理への絶対信頼(正しい信仰心) → 霊的成長(真の救い)
ここで、霊的真理の正しい理解とは?という疑問が出てきます。霊的真理を正しく理解するということは、二つの内容を意味しています。一つは霊的真理の全体を正しく把握するということです。霊的真理の体系的理解です。
真理の骨組みとなる重要ポイントを正しく理解し、それらを関連づけて把握するということです。部分的、断片的な理解でよしとするのではなく、霊的真理の全体を体系的に理解することで、全体が有機的につながり重要ポイントと全体の関連性に関しての理解も深まります。
では、骨組みとなる重要ポイントの理解とはどういうことでしょうか?例えばシルバーバーチが説いている神についての知識を霊訓全体の中から整理してまとめシルバーバーチの神観として理解するということです。同じようにシルバーバーチの死生観、死後世界観、宗教観、善悪観などシルバーバーチの教えの特徴とそれらが他の宗教や思想とどう違うのかを把握していくことです。
このようにあります。これは人類にとって死活的に重要ですが、非常に困難な作業です。その作業を普及会が長い年月をかけて成し遂げました。世の中には様々な思想・観念がありますが、シルバーバーチによって明らかになった神観・人生観・地上世界観・死生観・死後世界観・宗教観・善悪観など様々な思想・観念を、霊的思想・ものごとの本質を示す道標としてまとめ上げたのが普及会なのです。
シルバーバーチの思想が体系的にまとめられた思想体系という完ぺきな物差しによって、地上にある様々な思想や多くの宗教の本質を推し量ることが可能になったのです。
霊的真理への理解と信仰は大枠を知的に正しく理解しただけでは深まりません。知識レベルの理解では魂の血肉とすることはできないのです。霊的真理を正しく理解するということのもう一つの意味は、霊的人生を歩むために何を実践したら良いのかを、真理の中から正しく把握するということです。実践の指針となる真理の理解、実践知の理解です。
①真理の全体を正しく把握(体系的理解)
全体像の理解・骨組みとなる重要ポイントの理解と関連性を抑える
②真理が示す実践内容を正しく把握(実践知の理解)
霊的成長は霊的真理を理解しただけでは得られません。実践して初めて手にすることができるものです。霊的人生を歩むためには何を実践すべきかを明確に理解しなければなりません。
霊的真理の全体を正しく把握すること霊的真理が示す実践内容を正しく把握すること、この二つが霊的真理の正しい理解ということです。この二つができたとき、初めて真理を正しく理解したと言えるのです。
では、反対の間違った理解とはどのようなものでしょうか?それは霊的真理を部分的、断片的に理解するということです。真理を正しく理解していないために、実践の重要性がわからず心霊現象に関心をむけるだけ、知識欲を満たすだけで終わってしまっているのです。せっかくスピリチュアリズムと出会いながら、スピリチュアリストとしての正しい生き方、信仰実践に踏み出すことができないのです。
スピリチュアリズムには三つのレベルがありますが、それはスピリチュアリストにも三つのレベルがあることを示しています。
① 現象レベルのスピリチュアリズム、スピリチュアリスト
心霊現象・心霊研究・不思議なものへの好奇心
② 知識・思想レベルのスピリチュアリズム、スピリチュアリスト
霊的知識・霊的思想への知的好奇心(知識欲)
③ 実践・信仰レベルのスピリチュアリズム・スピリチュアリスト、
ハイレベル・スピリチュアリズム
信仰実践・霊的向上心・霊的成長 → 真の救い
残念ながら現時点では多くのスピリチュアリストが現象レベルや知識思想レベルにとどまっています。 人類が真の救いを手にするには実践・信仰レベルのスピリチュアリズムまでに至ることが必須です。では人類が霊的成長・真の救いを手にするには何を実践したらよいのかを確認します。それは以下の4つになります。
①霊主肉従の努力(霊を中心とした見方・考え方・行動)
②利他愛の実践(周りの人々や動植物への愛)
③利他愛の実践(霊的真理の伝道・全人類への愛)
④苦しみへの正しい対処(苦しみの甘受)
*4つの実践を支える強力な手段“祈り”
4つの実践を支える強力な手段として祈りがあります。祈りがストレートに霊的成長に結びつくわけではありませんが、私たちが霊的人生を歩む大きな助けとなります。
霊的真理の正しい実践を通して、物質中心主義と利己主義を拭い去り、霊中心主義と利他主義を確立することができるようになります。それにより地上人生の目的である霊的成長を達成し、真の救いを手にできます。個人レベルでの救いが実現します。そして、それが全体に広がることで、全ての人類の救済が達成されます。
参加者の感想
霊的成長( 真の救い)には、真理を正しく理解すること2つ。「真理体系の理解」と「実践知の理 解」そしてその上には真理の正しい実践があります。私は、日々霊的成長の実践を繰り返す中で これは終わり合格と言うものは無く、だからまたこの世に再生してきたんだと強く意識させられました。この意識により神と摂理を強く感じます。
お話頂いた救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像の中では大変な苦労をして地上に 霊的真理を降ろして下さった事や真理を正しく理解する事そしてまたそれを正しく実践しなけれ ば意味が無いと言う事を解りやすくお話頂きました。日々の実践の内容も大変難しい事ではあり ますが今の自分の成長度に合った実践を日常の中で常に意識した生活を送ろうと思います。
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